ゆるほもすいません
コノハの誕生日(コノヒビ)
本日12月24日はクリスマスイヴ…と、同時にあいつの誕生日でもあるのだ。
「………」
「コノハさーん!!あの、これ…私クッキー作ったんですけど…たっ…誕生日おめでとうございますっっ!!きゃっ!言っちゃった///」
「ほらコノハ、ケーキだぞ。たらふく食え」
「ありがとう…」
「コノハさん!!はっぴーばーすでいです!おしるこ炭酸どうぞ!!」
無理だ………
「おいモモ馬鹿!それは殺戮兵器だ!!ただの嫌がらせだ!止めとけ!!」
「お、お兄ちゃん!?そっ、そんなこと言わなくても………なんでみんな分かんないかなぁ…??」
「お前の味覚がおかしいんだよ」
絶対無理だ………
「はーいネギマどうぞ〜」
「ネギマ……!」
「コノハ…靴下編んだの…誕生日おめでとう」
ぜっったい無理だ!!
こんなんじゃコノハに誕生日プレゼントなんて渡せるわけ……!
「ヒビヤくんどうしたの??」
「っ、わああああああ!!!!おばs…モモ…!びっくりさせないでよ!!」
「いやだってヒビヤ君が隅っこで気まずそうにしてたから……っていうかまたおばさんって言おうとしたーー!!」
「い、いや…それは…あーもう!モモには関係ないじゃん!!!」
「いやいや…悩みがあるなら聞くよ??あれかな??恋の悩みかな??」
にやにやしながらモモが近付いてくる。
外だったら真っ先に警察へ行くレベルだ。
ん……?恋の……??
「なっ、なんで知っ………あ」
やらかしてしまった。
「ほうほう当たりかぁ〜(笑)…で?お相手は??ヒヨリちゃん?それとも…」
「ちっ、ちがうしっ!!」
このまま居てはバレそうな気がしたので急いでその場を去る。
モモにバレたら絶対ろくなことにならないと思う。
そんなのは御免だ。
「………それにしても」
なんだよコノハのヤツ。あんなにもてはやされちゃって。
「……コノハの馬鹿」
「……呼んだ…?」
「うわっ!!!こっ、コノハ!?」
気が付くとあそこの輪から抜けて僕の前にコノハが立っていた。
「…今ヒビヤに名前呼ばれたから来た」
「耳良すぎだろ!!」
そうだった。こいつは色々と超人的な部分があるんだった。
「で、どうしたの?」
「えっ!?あ……いや…ほら。あげるよネギマ」
「ありがとう……!!誕生日覚えててくれたの?」
「ちっ違うよ!!その……く、クリスマスプレゼント…だよ…」
誕生日プレゼントなんて恥ずかしくて言えるもんか
「ふふっ」
「な、なに笑ってんのさ…!」
「ううん、いやぁ。ヒビヤが可愛いな、って」
「………っ!///」
人前で言うか人前で。
「……馬鹿」
「はいはい」
またにっこりと笑うコノハに悔しくも胸は高鳴るのだった。
あとがき*
コノヒビです。コノヒビ好きです…
今回は焼きもち焼きなヒビヤくんでした!いや…いつもか??((
閲覧ありがとうございました!