アヤノの幸福理論(アヤノ独白)
目を閉じれは脳裏に浮かぶのは、楽しかった事や、大好きだった人ばかり。
つぼみちゃんも、修哉くんも、幸助くんも
最初は全然笑わなくて、私、ずっとどうしたらみんな笑ってくれるんだろうって考えてたんだ。
怯えた顔で「僕は化け物だから」って。
そんなことないから
私は「メカクシ団」を作ったんだ。
私は団員No.0
真っ赤な色は主人公の色でメカクシ団の目印なんだ。
皆、笑ってくれてとっても嬉しかったなぁ。
季節は巡り
お母さんが死んでしまった。
すごく悲しかった。
でも、私はお父さんの深い悲しみに、気付けなかったんだ。
狂い出したのはここから。
お父さんが生徒を使って実験をしようとする資料を見てしまった。
大好きな世界が壊れるのは嫌だよ……。
お願い、これ以上
誰かの未来を壊さないで…。
泣きながらまた、考える。
シンタローや、皆は心配を掛けたくないから。
皆には笑顔で接するの。
赤目色
それが、もし私だとしたら
誰かの未来を救えるのかな?
不器用で、情けない私だけど
この作戦は独りでやらなきゃいけないんだ。
みんな、ごめんね。
シンタロー、×××××
私が消えたあの日の秘密組織は、ちゃんと笑って暮らせてるのかな?
きっと私は怒られちゃうな。
だけどちゃんとお姉ちゃんになれたのかな?
明日の事、皆のおかげで好きになれる。
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シンタロー。
私の事はもう、そんなに気にしなくていいよ?
じゃあ、シンタローには、私の能力
あげるね。
シンタロー、大好き。
なにも言わずに死んでごめんね。
幸せにね。
あとがき****
す、すみません……なんかデータ漁ってたら出てきたもので……((
掘り出し物でっす!←
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